ネジと暮らすDIY日和。

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[DIY図鑑]丁番の基礎知識と選び方

扉やフタを開け閉めするとき、
必ず使われているのが
「丁番(ちょうつがい)」。

小さな金具に見えますが、
種類や取り付け方によって使い勝手が
大きく変わります。

 

 

こんにちは😊

【ネジと暮らすDIY日和。】へようこそ✨
オーナーのあすか🍀です。

いつもお越し下さりありがとうございます!

 

 

この記事では、DIY初心者に向けて
丁番の種類と特徴、そして選び方の
ポイントをわかりやすくまとめました。

ネジさんのアドバイスも交えながら
解説していきます🔧

 

◆ 丁番の基本

丁番は、扉やフタの回転を支える金具です。

家具づくりや修理には欠かせない存在で、
種類を正しく選ぶことで開け閉めの快適さが
大きく変わります。

👉 ネジさん
「開閉する戸の大きさ(重さ)に応じて
丁番の種類やサイズも変わる。例えば、
屋内間仕切用の扉なら、縦の長さは
89ミリか102ミリの丁番が使われてるで」

 

◆ 丁番の主な種類

◈ 平丁番(蝶番)

もっとも一般的なタイプで、箱のフタや
小さな扉に幅広く使われます。

取り付けも簡単で、初心者でも
扱いやすいのが特徴です。

 

平丁番

 

◈ スライド丁番

キッチンや収納家具でよく見かけるのが
スライド丁番。

扉を大きく開けられるタイプや、
ソフトクローズ機能付きのものもあり、
利便性が高いです。

ただし取り付けに少しコツが必要。

👉 ネジさん
「基本的に同じサイズ2個で取替える。
扉裏側に彫り込んだカップサイズ、
正面側から見て扉が全かぶせ、半かぶせ、
扉が箱に入るインセットかを確認するねん。

あと隙間調整と奥行の調整したらOK。
キッチンの開き戸のほとんどに
使用されてるで。

取替えの際、水平が取れてない場合は
調整が必要やから、知っといたら便利やで。」

 

スライド丁番

 

◈ ピアノ丁番(長丁番)

細長い一枚板になっているのが特徴で、
フタ全体をしっかり支えます。

強度が必要な場面や、
長いフタの固定に使うと安心です。

 

ピアノ丁番

 

◈ 旗丁番

扉を持ち上げるだけで取り外せる
便利なタイプ。

メンテナンスが多い場所や、
取り外しが必要な扉に向いています。

 

旗丁番

 

◆ 選び方のポイント

丁番を選ぶときは、まず取り付けたい扉や
フタの大きさ・重さを確認しましょう。
重い扉に小さな丁番を使うと負担がかかり
すぐに壊れてしまいます。

次に、開閉角度。
90度で十分な場合もあれば、
120度以上開けたいケースもあります。
キッチン収納などは開閉角度が広い方が
便利です。

さらに、ソフトクローズ機能の有無も
チェック。ゆっくり静かに閉まるので、
音や衝撃を防げます。

👉 ネジさん
「下穴は必須やで。いきなりネジ打つと
木が割れるから気をつけや」

 

◆ あると便利な道具

丁番の取り付けには、電動ドライバーと
下穴用のドリルビットがあるとスムーズです。

水平器もあると仕上がりがきれいになります。

 

◆ まとめ

✅ 丁番は扉やフタを支える重要な金具

✅ 平丁番・スライド丁番・ピアノ丁番
 ・旗丁番、それぞれに適した用途がある

✅ 扉の大きさ・重さ・開閉角度に合わせて
 選ぶのがポイント

☞ ネジさんひとこと
「開閉時の異音やきしみがでたら
クレCRC556やシリコンスプレーなどの
防錆潤滑剤でメンテナンスが大切やで」

 

ネジまる & あすか🍀

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